阪南病院のごあんない

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阪南病院の特長阪南病院の特長

こころに寄り添い地域に根ざす精神科医療
2020年、開設64周年目の当病院は、「精神科医療を通じて地域社会に貢献を」という目標を掲げつつ、児童精神科、メンタルケアなどの重要性を認識し、精神科、心療内科領域のすべてをお断りすることなく対応できる体制を整えてまいりました。併せて、療養環境の整備や施設の拡充などさまざまな課題に積極的に取り組んでおります。いまでは、実習や他府県からの見学依頼など多数いただいており、全国でも有数の設備と規模をもつと評価いただけるよう、また患者様や多くの医療機関から信頼のいただけるよう、日々精神科医療にまい進しております。
今後も、患者様の立場を第一に考え、地域の中核病院として各医療機関や行政、地域の方々と幅広いネットワークを築き、精神科医療と保健福祉に貢献する質の高い医療サービスを提供していきます。

医療ニーズに応える総合精神病院へ

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1997年に急性期治療にも対応する、関西で初のメンタルケア病棟、2007年には精神科救急病棟、そして2011年には児童精神科病棟を開設するなど、常にその時代に必要とされる最善、最新の医療を実践してまいりました。専門性の確立を目的に、精神科の窓口を広くと、専門外来を展開しております。日本睡眠学会専門医による「睡眠外来」、日本児童青年精神医学会認定を中心とした「児童精神科外来」を始め専門医による「女性外来」「往診相談外来」「口腔心身症外来」「禁煙外来」「リワーク外来」など実践しております。
病棟は精神科救急病棟、メンタルケア病棟、児童精神科病棟、精神科合併症治療病棟、老年期精神疾患病棟など13病棟と外来が連携し、精神科領域のすべての疾患に即応できる体制を整えています。

意欲的な人材群と層の厚さ、そして学びへの取り組み

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許可病床数690に対し、医師64名(常勤49名、非常勤15名)、認定看護師10名、看護管理者4名を含み、362名の看護師、35名の准看護師、50名のケアスタッフ(看護補助)&クラークが支えています。併せて、公認心理師14名、診療情報管理士10名、精神保健福祉士39名、作業療法士25名、理学療法士6名、言語聴覚士3名と、高い専門性を有するスタッフを数多く擁しています(在籍数は2020年4月1日現在)。指定医は19名で、常勤医の平均年齢は39歳、活気ある医局で意欲的に治療と研究にあたっています。 診療情報管理士は医療とカルテ管理システム両面の専門知識をもつ国家資格です。治療の標準化に向け、電子カルテを適正に管理し診療に役立てる業務を行っています。 又、これらの人材の専門性を高めるため「専門書6000冊や70誌に及ぶ和洋専門雑誌と図書司書を擁する図書館を保有」「海外から著名精神科医師を招聘しての同時通訳付きの講演会の開催」等の活動を実践しています。

社会復帰への幅広い取り組みと実積

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デイケアセンターをはじめ、退院した方々が社会参加をめざして共同で暮らすグループホーム「あんずの郷」、訪問看護ステーション「ふれあい」、サテライトの「浜寺石津」「和泉府中」、地域生活支援センター「ゆい」、居宅介護支援センター「ケアサポートセンター杏」が、地域で暮らす障害をお持ちの方へ地域に根ざした社会参加支援とアフターケアを実践しています。また、就労移行支援事業所「エンワーク」では、生活支援だけでなく、生活の糧である「仕事」を持つこと、そして働き続けることを支援しています。
さらに、堺市の委託事業である堺市発達障害者支援センター「アプリコット堺」では、発達の問題に対し、就労支援、相談支援など積極的な関わりを実施し、着実に相談件数を増やしています。阪南病院医師による医療相談も実施し、密度の濃い支援を行なっています。認知症疾患医療センターの運営も堺市の委託事業です。鑑別診断や、場合によっては入院治療を行うと共に、かかりつけ医研修など実施しています。

良好な療養環境を維持

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阪南病院では、施設や設備だけでなく、外観を含めた環境も治療に重要な役割を果たすものと考えています。
1万坪の敷地には約1万本の花木と8500株の草花。2名の園芸スタッフが年間の植栽計画に沿って年に2回程度の植え替えを行い、丹精をこめて手入れをしています。四季を通じて花や緑を楽しんでいただき、患者様やご家族様がゆっくりと散歩を楽しむ姿も多く見受けられます。
病棟の高さはすべて3階まで。建築学の視点からも、人は地面に近いところがより心が落ち着くと言われており、採光や通風に配慮した敷地配置になっています。
病棟は窓を大きくするなど光がふんだんに入る構造とし、良好な療養環境と職場環境の維持につとめています。

受け入れ態勢と機能の充実

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2015年に日本医療機能評価機構認定を受けています。さらに日本神経精神学学会「精神科研修医制度研修施設」「認定看護師教育医療機関」日本睡眠学会「認定医療機関」日本老年精神医学会の「認定施設」としての役割を担っています。
大阪府下では大学病院を含めて4施設しかないスリープラボ(終夜睡眠脳波検査室)、全国的にみても数の少ない独立棟での図書館を備えるなど、医療の研究と発展につながる設備や機能も力を入れています。 受け入れ態勢の指標となる提携医療機関からの紹介率は約70.7%、年間の入退院数も国内の精神医療機関では2466名と高い水準を維持しています。(いずれも2019年度実積)。
マイナ受付対応しています。マイナカードを保険証の代わりに使用できます

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お電話:072-278-0381599-8263 診察受付時間 一般外来[心療内科・精神科・内科]午前9 時~午前11 時30 分
患者さんやそのご家族が直面する悩みや問題について解決へのお手伝いをさせていただく専門機関部署です。 tel.072-278-3768
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