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新棟への思い

当院は総合精神科病院の確立を目指し、「地域立脚型医療の推進」「専門性の確立」に向けた医療を実践しています。地域立脚型医療とは、地域に根ざし、地域に必要とされる医療の提供であり、精神科救急領域や認知症や合併症等への対応に力を入れています。そして同時に、睡眠や小児精神といった専門外来やストレスケア・心理療法などの専門的医療にも力を入れています。これら病院機能の言わば「核」=「医療ゾーン」(後述)的役割を担う存在して新棟を増築いたしました。

コンセプト

今後の精神科医療でもっとも求められる機能に真正面から挑戦し、これからの精神科医療におけるハードのあり方へのひとつの提案になればとのコンセプトのもと、EPU(精神科救急)病棟・MPU(精神科合併症治療)病棟を新棟に入れました。さらにこれらを支える検査・放射線・歯科・薬局機能を地階に配置する機能としています。同時に増加・専門化する外来患者さんにスムーズに診療を受けていただくために、診察室21を擁しF棟と統合的に運用される外来エリアを1Fに配置しています。

建物概要

面積表
PH 階 42.85m2 屋上庭園(680m2)、室外機置場
3 階 1,926.74m2 EPU病棟[ 精神科救急病棟](60床)
2 階 1,926.74m2 EPU病棟[ 精神科救急病棟](60床)
1 階 2,214.98m2 MPU病棟[ 精神科合併症治療病棟](50床)、外来、救急、心理療法
地下 1 階 1,301.56m2 放射線、検査、歯科、薬局、当直室、カルテ室、電気室
地下 2 階 243.17m2 アプリコットホール(体育館)
合 計 7,656.04m2