当院では、以下の研究を実施いたします。本研究に際しては、患者様の権利を第一に尊重し、
患者様ご本人に不利益が起こることはございません。もちろん協力を望まれない場合も同様でございます。
精神科医療の発展のためにご協力いただけますと幸いです。
研究計画名:精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究
研究代表者:国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所精神疾患病態研究部 橋本亮太
研究責任者:医療法人杏和会阪南病院 松島章晃
医療が目覚ましく進歩した現代社会においても、こころの病は患者様の苦しみはもちろん、社会におよぼす影響も大きいことが知られています。また、実際の臨床に反映され、役立っているかについてはま十分わかっていません。 そのため、本研究においては、精神科における診療ガイドラインの講習を行い、その医療機関における治療に 影響を与えるかについて検討いたします。その上で、精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果を検証し、より適切な治療が広く行われることを目的としております。 また、共同研究機関にデータ提供をする場合には、匿名化した情報を、パスワードをかけた電子ファイルとして安全に対応いたします。対応表は、研究責任者が保管・管理します。
2016年4月1日より2027 年 3 月31 日の間に、本研究参加機関(阪南病院) 精神科にて精神疾患の治療を受けた方
(統合失調症およびうつ病の診断にて入院加療を受けられた一部の方)
尚、本研究は、本研究の先行研究である「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究」(B2020-106)を、「生命科学・医学指針」に従った研究計画に変更したものであり、先行研究にて収集した情報(上記の利用する情報等と一致した診療録からの情報及および研究被験者である精神科医の年齢、性別、精神科医歴、ガイドラインの受講歴、理解度、満足度、実践度の情報)の提供を受けて本研究を実施いたします。