人が生きていくために欠かせない、社会性やコミュニケーション。しかし発達障害のある子どもは、そういった人とのかかわりが苦手なため、幼児期、学齢期に学校などの集団に入ると、さまざまな問題や困難に直面することになります。
また、発達障害の一部は、知的には遅れがないため、早期に気づくことが難しいこともあります。学業は優秀、でも大人になって、社会に出たとたん、周囲になじめず、障害を疑うケースも増えています。
発達障害のある人は、周囲との関係づくりや空気を読むことなどがとても苦手です。また、時にその行動や態度は「自分勝手で困った人」と誤解されることも少なくありません。
しかし、発達障害は、教育やしつけが原因ではなく、脳機能の発達が関係する生まれつきの障害だと考えられています。
大切なことは、周囲が障害を理解し、適切にサポートすることで、生活上でのストレスの軽減や、子どもでは、不登校、引きこもり、大人ではうつや依存といった二次障害防止につなげることができます。
当発達障害児(者)支援センターでは、発達障害のある子ども(人)とそのご家族が、豊かで充実した生活送れるように、保健、医療、福祉、教育、企業などの機関と協力し、地域での支援ネットワークを活用しさまざまな相談に応じています。
堺市内にお住まいの、自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群、学習障害(LD)、注意欠如多動性障害(ADHD)その他の広汎性発達障害(PDD)、などの発達障害のあるご本人、ご家族、関係施設・機関。
相談者の年齢は問いません。
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